パーストープ、インドでPenta新工場を稼働

Sayakha工場の新設により、アジア市場における製品の供給量と信頼性向上。

スペシャリティケミカルのリーディングイノベーターとして、スウェーデンを拠点にグローバルに展開をするパーストープは、成長するPenta製品の市場需要に応えるために、ISCC Plus認定の最先端の工場をインド西部に建設・竣工しました。グジャラート州のBharuchに位置するSayakhaにあるこの施設は、2月20日に正式に開業します。

「これは、パーストープの歴史上、アジアへの最大の投資です。これにより、パーストープはアジア地域において持続可能で信頼性のあるパートナーとしてのポジションをさらに強化するでしょう」とパーストープのCommercial & InnovationのExecutive Vice PresidentであるのGorm Jensenは述べています。「新工場は、アジアの顧客に対して約50%のリードタイムの短縮を可能とし、既存および新規顧客向けの製品の入手性と信頼性を向上させることが期待されます。また港湾、鉄道、および陸路輸送の利便性が高い、戦略的な好立地にあります。これにより、パーストープはインド全体およびアジア全体で効果的に製品を供給できるようになり、またこの工場は、世界中に製品を輸出できるようにも適した場所だと言えます。

Sayakha工場では、ISCC PLUS認定グレードVoxtar™を含むPenta関連製品を生産します。Penta Monoとカルシウムホルメート(CaFo)も提供予定です。この工場では再生可能な原料とハイブリッド電源が使用されます。 Voxtar™はPentaのサステナブルグレード品であり、トレーサブルなマスバランスコンセプトに基づき、バリューチェーン全体で炭素排出量を削減し、再生可能およびリサイクルされた原料の調達をサポートするよう設計されています。 Voxtar™はPentaと化学的に同一であるため、化石由来の対応品と同じ品質と性能を顧客に提供します。

パーストープは既にスウェーデン、ドイツ、アメリカでPentaを生産していますが、今回の工場新設によりグローバルな生産能力が大幅に拡大します。新しい工場は、年間40,000MTのペンタエリスリトールと26,000MTのカルシウムホルメートを生産する能力があります。

「パーストープは数年前からこの重要な投資を計画してきました。最先端の工場を開設し、現在および将来のお客様により良いサービスを提供できることを非常にうれしく思っています」と、インドのDirector and General Manager であるVinod Tiwariは締めくくりました。

Sayakha工場の敷地は約115,000平方メートル(約1.23百万平方フィート)あり、約120人の従業員が就労予定です。

Cecilia Svensson

EVP Communications & Sustainable Transformation

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